府中牝馬ステークス組はマイルチャンピオンシップでどう?

下半期の王者はいかに?マイルチャンピオンシップ

マイルチャンピオンシップとは日本競馬の最高ランクであるグレード1に位置付けされている重賞レース(GⅠ)であり、安田記念と同様に国内のマイル(1600m)の最強王座決定戦を決めるレースです。京都競馬場で毎年11月に行われており、出走条件はサラ系3歳以上で、牡馬でも牝馬でも出走が可能です。出走可能数はマックス18頭で、出走登録を行った競走馬の数が多ければ、その競走馬の獲得賞金をもとに順位付けされて出走馬が決定します。

それから忘れてはいけないのが「優先出走権」です。東京競馬場で行われる「スワンステークス(GⅡ)」「富士ステークス(GⅢ)」の1着馬はマイルチャンピオンシップへの優先出走権が与えられます。府中牝馬ステークス(GII)は、その名の通り、牝馬限定で行われるレースで距離は芝1800m(東京競馬場)で10月に行われています。このレースで勝利してもマイルチャンピオンシップの優先出走権が与えられるわけではありません。与えられるのはエリザベス女王杯(GⅠ)の優先出走権です。ただ、この府中牝馬ステークスの成績いかんによって、出走馬たちは次のレースを決定します。

調整不足や、疲労が溜まっているという理由で放牧に出される馬もいますし、エリザベス女王杯を目指す馬もいます。エリザベス女王杯は2200mと少し中距離レースであり、距離が長いと感じるような馬は府中牝馬ステークスの1800mから短縮して、マイルチャンピオンシップを目指したりもするのです。近年牝馬たちの活躍は目覚ましいものがあり、そろそろマイルチャンピオンシップを制するような牝馬が現れてもおかしくないのですが、2008年を最後に牝馬の優勝は途絶えています。それより前となると、1994年まで遡ることになります。つまり牝馬によるマイルチャンピオンシップの成績は思わしくありません。牝馬によるマイルチャンピオンシップの優勝確率は5%を切っており、連対率も10%程度です。

斤量の差があるとは言え、1600mというマイラーの筋肉は牝馬にはむいていないのでしょうか。「府中牝馬ステークス組はマイルチャンピオンシップでどうか?」過去のデータから読み取れば、かなり厳しい結果が予想されると言えるでしょう。しかし数々のドラマを生むのが競馬の魅力の1つです。牝馬の中でも牡馬の強力なマイラーを負かすような馬がそろそろ誕生するかもしれません。2016年もマイルチャンピオンシップには大いに注目です。

© 2016 上半期マイル王者決定戦!マイルチャンピオンシップとは